Tom Lang 先生のバイオグラフィー

初の著書「わかりやすい医学統計の報告-医学論文作成のためのガイドライン(邦題)」は、EBMと医学ライティングに関して定評のある
参考書である。2012年発刊の『トム・ラングの医学論文「執筆・出版・発表」実践ガイド(邦題)』は、技術コミュニケーション学会より、1991年~2012年の技術コミュニケーションの著書トップ100に選出された。
また、シカゴ大学にて医学ライティング・編集の認定プログラムが開始された1998年当初から教鞭をとり、アジアでも定期的に指導を行うほか、米国メディカルライター協会にて過去35年間で200回を超えるワークショップを行っている。
ダグ・アルトマンとともに作成した、生物・医学雑誌における統計学的解析の報告に関するSAMPLガイドラインは、主要な報告ガイドラインとしてEQUATOR Networkのウェブサイトに掲載されている。また、CONSORT、MOOSE、PRISMAといった報告規準のグループにも参加している。
2011年には、医学ライティングに対して米国メディカルライター協会のエリック・W・マーティン優秀賞を受賞。2002年には医学コミュニケーションへの多大な貢献によりハロルド・スワンバーグ功労賞、1994年には卓越したワークショップ指導者としてゴールデン・アップル賞を受賞。2002年には米国統計学協会から継続教育優秀賞、2005年にはシカゴ大学のグラハム一般教育学部よりプロフェッショナル・プログラム優秀教育賞を受賞した。
南カリフォルニア大学のアネンバーグ・コミュニケーション学部でコミュニケーション・マネジメントの修士号を取得した。