原著論文以外で業績を作る
ポスター発表
ポスターセッション前までの準備
ポスター発表は、ポスターを作成してしまえば終わりではない。
ここでは会場での設営やセッションに向けての準備事項について説明する。
出発の前までに
- ポスターセッションで3分間研究の説明をするための原稿を用意して、
ポスターの前で練習しておく。 - すべて準備万端であるかを確認する。チェックリストを作って確認するのもよい。
- 同僚にポスターを見てもらい、提案やコメントを求める。
事前に修正できない点は、現地で口頭で補足説明をする。 - ポスター作成に使用した全ての電子データと、スライドのバックアップを
3、4種類用意し、会場に持参する(PPT, USB, CDなど)。
ポスターの運搬
- 万一の紛失を避けるため、チェックインカウンターで預けず、常に携帯する。
- 新たに間違いが見つかった時のために、
ポスターの地色の修正液と文字色のペンなどを持参する。 - 筆記具と封筒を用意する(参加者の名前や住所をメモする、発表者が不在の際に
観衆から受け取る名刺を入れるために使用)。 - ポスターが破損しないよう、携帯用の筒やケースを用意する。
もしもの時に備え持参するもの
ポスターは学会期間中、ずっと掲示されるので、途中で補修が必要になった場合に備え、
以下のものを持参すると安心である。
- 十分な量の画鋲、ピン
- 消しゴム
- セロテープ
- のり
- 付箋