原著論文で業績を作る

図表 (Tables and Figures)

図表に共通する事項

  • 作成にあたっては、ターゲットジャーナルの投稿規定を確認する。
  • 多くの情報を簡潔に効率よく伝えることができるので、本文の長さを短縮できる場合が多い。
  • 説明的な内容は脚注に入れる。
  • 発表済みの文献や未発表の文献からのデータを使用する際は、必ず使用許可を得た上で出典を明らかにする。
  • 紙上出版では情報量が多すぎる付加的な図表がある場合:
    • ジャーナルの電子版のアーカイブサービスにデータを提供し保管してもらうか、読者が著者から直接入手できるようにする。
    • いずれの場合も、付加的な図表があること、それらへのアクセス方法を本文に記載する。
    • 投稿の際には、査読者が査読できるよう付加的な図表も論文と共に提出する。
  • 図表はそれぞれ、本文で引用される順に通し番号をつける。

  • 表は1ページにつき1つとし、本文で引用されている順に番号をつける。
  • 各表には、端的に表の内容を示す短いタイトルを付ける。
  • 表には、最小限の横の罫線のみを引き、縦の罫線は引かない。
  • 外枠は付けない。
  • 表のタイトル列/行に短い見出し (略語も可) を付ける。
  • 一般的ではない略語を使用する際は、記号 (アルファベットや *, †, ‡, § など) をつけて、脚注で説明する。
    使用できる記号はジャーナルによって異なるので、投稿規定で確認が必要。

  • ジャーナル指定の画像フォーマットや画質を確認し、それに従う。
    (画質の向上は倫理上問題になる場合が多いため行ってはならない。)
  • プロによって描かれ撮影されたもの、または高画質のデジタルプリントで提出する。
  • X線写真、スキャン、その他の診断画像や病理診断標本、顕微鏡写真の画像は高解像度の写真画像ファイルを用意する。
  • 図はそのまま掲載されることが多いため、図中の文字、数字、記号は論文内で統一し、図は、出版時に縮小しても判読可能な大きさのものにする。
  • 図は、それだけを見て理解できる明快なものにする。
  • 顕微鏡写真には、内部スケールマーカーを入れる。
    使用する記号、矢印、文字は写真の背景から目立つようにする。
  • 人物写真の場合は、個人を識別できないよう配慮するか、使用許可書を取得して添付する。
  • 出版済の図を使用する場合は、出典を記載し、著作権所有元 (多くは原著論文を発表した出版社) から得た複製許可書を原稿と共に提出する。コピーを必ず手元で保管する。
  • 図の説明文 (figure legends) は、本文とは別のページに記載する。図の番号と一致するアラビア数字を用い、図中の記号、矢印、番号、文字等を説明する。

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