出版倫理

International Committee of Medical Journal Editors ( ICMJE ) とは

3. Manuscript Sections(原稿のセクション)

d. Methods(方法)

ii. Technical Information(技術情報)

解釈

  • 方法等のデータを明らかにする主な目的は、他の研究者が結果を再現できるようにするためである。よって、方法は詳細に記述し、使用した機器などの情報も盛り込む必要がある(メーカー名と所在地などの重要な情報を括弧書きで記載する)。
  • メーカー名と所在地を最初に提示すれば、2回目以降はその機器が他の都市にある同じメーカーで製造されていないかぎり住所を記載する必要はない。
  • すでに確立されている方法について詳細な説明をする必要はなく、一般的な統計方法の場合と同様に、参考文献を提示するだけでよい。
  • 文献は入手可能だが、一般的でない方法については、参考文献だけでなく簡単な説明も加えるとよい。
  • 既存の方法を修正したり、新しい方法を使用したりする場合は、理由付けが必要で、できれば限界に関する記述もつけるとよい。
  • 薬剤の投与量や経路に関する情報が不十分な場合が多く、薬剤の名称は国によって異なる場合もあるため、これらの点には注意が必要である。よって、薬剤や化学製品はすべて、一般名を正確に使用し、正確な投与量および経路を記述すること。

原文

Specify the study’s main and secondary objectives–usually identified as primary and secondary outcomes. Identify methods, equipment (give the manufacturer’s name and address in parentheses), and procedures in sufficient detail to allow others to reproduce the results. Give references to established methods, including statistical methods (see below); provide references and brief descriptions for methods that have been published but are not well-known; describe new or substantially modified methods, give the reasons for using them, and evaluate their limitations. Identify precisely all drugs and chemicals used, including generic name(s), dose(s), and route(s) of administration. Identify appropriate scientific names and gene names.

日本語訳

研究の主要目的および副次的目的(通常は主要評価項目および副次的評価項目)を記載すること。他の研究者が結果を再現できるよう、方法、設備(メーカー名と住所を括弧書きで記載)および手順を詳細に示すこと。統計方法を含め、すでに確立された方法については、参考文献を提示する(次項参照);すでに発表されているがまだ広くは知られていない方法については、参考文献とともに簡潔に説明する;新しい方法や、かなり修正が加えられた方法は説明と使用理由を示し、限界についても言及すること。一般名、投与量、投与経路など、使用する薬剤や化学薬品についての情報は正確に明示すること。科学的名称および遺伝子名は適切に区別すること。