原著論文で業績を作る

ICMJE Recommendations(旧 Uniform Requirements)

2. Reporting Guidelines(報告ガイドライン)

解釈

  • 客観的評価に必要な情報をすべて確実に論文に盛り込むよう、無作為化比較試験などさまざまな研究の概要を示した著者向けのガイドラインができている。
  • 研究の重要な結果に集中するあまり、背景知識や、Methods、Materialsに関する情報が十分に提供されていないことに著者が気付かない場合がよくある。そのような著者の助けとなり、情報が不十分な論文が投稿されることで生じる時間の無駄を防ぐために、CONSORT, STROBE, PRISMAなどのガイドラインがある。
  • 学術誌によっては、著者に特定の研究デザイン用のガイドラインを指定することがある。

原文

Reporting guidelines have been developed for different study designs; examples include CONSORT for randomized trials, STROBE for observational studies, PRISMA for systematic reviews and meta-analyses, and STARD for studies of diagnostic accuracy. Journals are encouraged to ask authors to follow these guidelines because they help authors describe the study in enough detail for it to be evaluated by editors, reviewers, readers, and other researchers evaluating the medical literature. Authors of review manuscripts are encouraged to describe the methods used for locating, selecting, extracting, and synthesizing data; this is mandatory for systematic reviews. Good sources for reporting guidelines are the EQUATOR Network and the NLM’s Research Reporting Guidelines and Initiatives.

日本語訳

これまで、研究デザインに応じてさまざまなガイドラインが作成されている。例えば、無作為化試験に対するCONSORT、観察研究に対するSTROBE、系統的レビュー、メタ解析に対するPRISMA、診断の正確性の研究に対するSTARDがあげられる。各雑誌は、投稿する著者に対しこれらのガイドラインに従うよう求めることが奨励される。そうすることで、編集者、査読者、読者、そしてその他の研究者がその医学論文を評価するための情報を著者は詳細に盛り込むことができるからである。レビュー原稿の著者はデータの検索、選択、抽出、統合のために用いた方法を記載することが奨励される。これらの情報は系統的レビューにおいて必須のものである。EQUATOR NetworkおよびNLMのResearch Reporting Guidelines and Initiativesは報告ガイドラインとして優れた情報源である。