出版倫理

COPE フローチャート

COPE Introduction(和訳)

COPE(出版倫理委員会)は英国の医学ジャーナル編集者達の比較的小さなグループにより1997年に設立され、その後、同国で公益有限責任保証会社として登録された後、2007年に基本的な規範であるMemorandum of Associationを制定しました。

COPEのウェブサイトより

「COPEは編集者と出版社に、出版倫理のあらゆる局面、特に研究と出版の不正行為にどのように対処するべきかについての助言を提供し、また、会員向けに個々の事例を話し合うフォーラムも開催している。COPEは個々の事例を調査するのではなく、それらが然るべき責任者(通常は研究機関や大学やそこに勤務する人)によって確実に調査されるよう編集者をサポートしている。

全てのCOPEの会員は、ジャーナル編集者向けの行動規定(Code of Conduct for Journal Editors)を順守するよう求められている。

COPEは新人編集者向けに、e-ラーニングコースを開設している。コースは合計11モジュールで構成され、現在受講可能なものは、出版倫理入門、剽窃、オーサーシップ(著者資格)などである。 COPEはまた、出版倫理に関する研究に資金提供を行い、世界規模で年次セミナーを企画・運営している。さらに、会員が、ジャーナル編集者向け行動規定及びベストプラクティスガイドライン(Code of Conduct and Best Practice Guidelines for Journal Editors)とベストプラクティスガイドライン(Best Practice Guidelines)を順守しているかどうかを評価するための監査ツールも開発した。」

(2014年12月7日 引用)

以上のように、COPEは審判を下す組織ではなく、編集と、出版における倫理基準の維持について助言を提供することに努め、匿名の事例について助言を行っています。

COPEの会員は、現在世界中で9,000名を超え、その数は今も増え続けています。興味のある方は、医療従事者に重要なサービスを提供している、COPEの活気あふれるウェブサイトを是非ご覧ください。

Ronbun.jpでは、COPEの許可を得て、フローチャートの原文と、東京医科大学名誉教授、パトリック・バロン先生とそのスタッフによる日本語訳を掲載しています。COPEが開発したこの画期的なツールを通じて、医学コミュニケーションを行う上で欠かせない「出版倫理」に対する研究者の意識と理解が向上することを願っています。